超高級住宅街の駅前で30年続く、洋服店は手紙でしか営業していない 先日、ある高級住宅街の駅前にある洋服店の社長とお話しする機会があった。 そこの社長になぜ、ずっとこのご時世で集客が止まらず、続けることができるのか聞いてみた。 そこのマーケティング手法はあまりにもシンプルだ。 答えは、手紙である。来店して、洋服を購入されたお客様ひとりひとりに、スタッフが手紙を書くのである。 それも、来店された際の、話しや、購入されたものの趣味嗜好を頭に覚え、そして家族の話しなんていう雑談もしたならば、それも交えて手紙を書くのである。 スタッフ全員の指にはペンだこが指に備え付けてあると自慢げにいっていた。 おそらく手紙というのは、究極のマーケティングといっても間違えない。 一斉に同じ内容、印刷された文章、印刷された名前と宛名の10000人に送られるDMと、ニーズや、趣味嗜好、雰囲気を知って、丁寧に(いや汚くてもいいだろう)書かれた住所、名前の手紙(DM)はどちらの方が、顧客は嬉しいだろうか。 実は、このマーケティングの味噌は何かと言うと、顧客は心の中で、自分が一番でいたい、大切にしてもらいたい、見ていてもらいたいという欲があるのである。 だれしも、この商品に興味ある人手を上げて!!というDMは、多く送れば確率は広まるが毎回、同じことを繰り返す一方で、ファン化にはつながりにくい。 ではあまりにも、手紙を書く人が多い場合、そんなひとりひとりかくなんてできないという場合はどうすればいいのか? (続きはログインを) このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。→ ログイン. 会員登録はお済みですか? 会員について