この会社は私が4年目に開拓した、ブラジャーを縫製、製造する大手である。

本社は東京だが、工場はタイ工場で生産を行っいた。
自社ブランドも持っていたため、自社ブランドとOEMの両方で売り上げが立つ超優良企業であった。

入社して、約4年が経ち、最初の1年目から外交していたが、お触り外交ばかりで、ただ会社にいっては、無理だと思って、名刺ばかりをおいては帰る毎日であった。

社長との経理の方ともお会いしたことは一度もない。
ただ4年もしてくると、多くの顧客ができたため、その人脈は強固なものだった。

そんな中で、顧客であるA社長と会食をしている際に、その製造会社の社長も同席をしていたのである。
この上ないチャンスであった。

私「はじめまして、@@証券の横山ともうします。いつも実は新宿の御社の会社には訪問させていただいて、このような場でお会いできますこと、光栄に存じます。」

社長「そうでしたか、私もあまり本社にいないもので。私は、シンガポールのU@@証券で取引をしているのですよ」

私「あっそうだったんですね。私は、新宿の支店には、4年前から赴任しており、顧客は100名ほどを担当しております。」

その後は、雑談も踏まえ、顧客との話や、その社長との雑談で盛り上がりました。
そして帰り際にこんなことを言われました。

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