どんな時代も営業は辛いと思う人がほとんど。営業ができる人は1割、普通にする人が6割、全然できない人が3割と言われています。
でもどうして辛いと思うのか、まずそれを考えて少し気持ちを整理しましょう。

1、まず素直に営業ができないことを認めよう

自分が営業ができないという状況から更に悪くなることはありません。「できる」から「できない」に転落するのは辛いですが、
「できない」から「できる」に行くことはすごくいいことです。営業ができる人とできない人の差なんてほとんどないんです。少しの勇気と行動をとっているか、そんなことが差をうんでいるだけなんです。

2、どんなことが苦手なのかを考え直そう

現状置かれている立場で、何が苦手なのかを明確にすると、少し落ち着きます。

新規のお客様に電話、アポイントを取るのが嫌なのか
断られるのが怖いのか
受け答えができないのが怖いのか
そもそも人と接するのが苦手なのか

おそらく人それぞれ、どのポイントで苦手なのか、必ずWeak Point(弱点)があります。でもそのポイントは実はすごくポジティブに考えることもできるんですね。

例えば、新規の電話が苦手な人は、まずお客様と接しないけど、お客様は接している営業をしましょう。「情報提供のためのニュースレター」を毎月そのお客様宛に書いてみましょう。もちろんパソコンで構いません。2ヶ月、3ヶ月経つと、お客様はあなたのことを少しだけ知るようになります。

そうすると、電話した時に、「@@様にいつもニュースレターを出させているものです。」と最初に会話ができます。もし電話を通してくれれば、そのニュースレターを話題に、次はお届けにあがりたいので、明日か明後日にいらっしゃいますかといえばほとんどの確率で、届けることが可能になります。
ニュースレターは会わずして、自分を知ってもらうとっておきの手段なのです。

3、営業が苦手なのは「売ろう」としているから

売ろう、売ろうとしても”誰も買ってくれない時代”に入ってきています。
自分の価値を知り、クリエイティブな営業をしていかないと、振り向きも興味も持ってくれません。
例えば、、、、、

ある商品を買おうと思った時に、すごい仲の良い店長がいるお店と、誰も知らないお店で買うのとではどちらで買いますか?
普通は仲の良い店長がいるお店ですよね。
洋服をふと買いにいこうと思って、店員から「すごくお似合いです〜」って言われて押し売りされて買いますか?
知っている、仲のいい方ならまだしも、突然いったお店で買うというのは、その商品を本当に気に入ったときくらいで、店員がよかったからなんてことはほとんどない。
実は人というのは買おうと思っとた時に、どこで買うかっていうのは2番目の意識で、どちらかというとあの人のところで買おうという気持ちになることが多いんです。
だから、まずは焦らず、売ろう売ろうとしないで、

自分を知ってもらうこと
自分の価値を知ってもらうこと
自分らしく営業に取り組むこと

そんな「売る力」がこれから必要になってくるとおもいます。